インプラント治療
インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。
入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。
また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋がないものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。
当院のインプラントの特徴
1.インストラクターによる安全で丁寧なインプラント治療
歯科医師にインプラントを指導してきた経験豊富な歯科医師によるインプラント治療です。
(ノーベル・バイオケア社インプラントメンタープログラム講師2006年~、歯科医師臨床研修指導医)
治療経験年数15年で症例数は1,000症例以上、埋入本数も3,000本以上の実績があります。(2014年現在)
インプラント手術以外の口腔外科手術も数多く経験していますので、通常の歯科医師でなく、お口の中の手術のスペシャリストです。
このような歯科医師による、きめ細かい診療と丁寧で十分なカウンセリングの上、患者様に最適な治療法を選択させていただき、ご提案します。
2.包括的なインプラント治療で術前、術後も安心できます
インプラント治療は、その治療だけでなく、歯周病治療や被せ物の治療など高いレベルで行えないと成功しません。
また、インプラントを長く維持するにも専門的な知識と技術で対応します。
当院では、術前の歯周病治療を確実に高レベルで行うことが可能です。
また、外科手術から補綴治療(被せ物)、メインテナンスまで一貫して治療にあたりますので安心です。
補綴物(被せ物)を作製する歯科技工士も長年パートナーを組んで信頼できる国内でも有名な歯科技工士の方々に製作を依頼しています。
3.最新の充実した設備と環境により、安心して治療が受けられます
インプラント治療を安全、確実に行うため院内の設備も充実しています。
専用の手術室を始め、歯科用CT、生体監視モニター、3D診断用ソフトとガイデッドサージェリーシステム、そして実績と信頼十分なノーベル・バイオケア社インプラントとストローマン社インプラント・システムを採用しています。
インプラントのアフターケアのメインテナンスも完全個室の診療室でゆったりと受けられます。
インプラント治療の流れ
- インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。
- お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認できた上で治療を開始します。
局部麻酔を行った後、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。手術後はインプラントと骨が結合するまで待ちます。さまざまな条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。 - インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。
- インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。
- インプラントを装着した後、インプラントを長持ちさせるため、メインテナンス(検診)に定期的に通っていただく必要があります。インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。また、インプラントは虫歯にはなりませんが、メインテナンスを十分に行わないと歯周病にかかることがあります。