金属の裏打ちのあるメタルセラミックスでは、どうしても再現出来ない色調があります。それは天然の歯にある光を通す透過性です。いわゆる明度の調整が難しくなります。そこで、オールセラミックスでの治療を行うと自然な歯の色の再現が出来、時には特殊な歯(変色歯)にも対応可能です。
症例40代女性、以前に治療した前歯の色調に不満があり来院。メタルセラミックスにより歯の基の部分の明度があわず浮いて見えます。また、歯の色が暗いのは先天性の歯の変色(テトラサイクリン変色歯)であるためです。
メタルコアも除去し、ファイバーコアへ。前歯2本をオールセラミックス(Procera)で修復
素敵な口元を取り戻しました。
2015年2月27日 カテゴリ:審美セラミックス治療, 症例写真