当院では、患者様ごとに滅菌処理をした清潔な状態の器具を使用しています。ウイルスなどに感染するリスクはありません。
滅菌済みの切削器具を患者様ごとに提供出来る理由があります。それは、クラスBのオートクレーブ(DAC プロフェッショナル)を設置していること。切削器具の滅菌器(DACユニバーサル)があるからです。
詳しく説明します。切削器具の滅菌方法は2つあります。
一つ目はクラスBオートクレーブです。従来の日本で普及した滅菌器はヨーロッパ基準のクラスNです。これはクラスBとは違い非包装の固形物の滅菌しかできません。切削機器のタービンヘッドを袋に入れたりしても、そのままでも中までは滅菌できていません。
一方、クラスBは固形物、中空、多孔性などあらゆる種類の被滅菌物の滅菌。 包装物、非包装物のどちらにも対応しています。要するにこの滅菌器でないと切削器具の殺菌は不可能です。
もう一つの方法は、DACユニバーサルという切削器具専用の滅菌器です。これは、専用機ですのでもちろん完全に滅菌出来ます。
以上のどちらかの機器がない歯科医院では、切削器具の滅菌は出来ていません。多分9〜8割の医院はありません。当院は両方の機器を設置していますのでご安心して診療をうけてください。
クラスB滅菌器 DACプロフェッショナル
切削器具滅菌器 DACユニバーサル
伏見歯科医院
さいたま市緑区の歯医者、伏見歯科医院
2014年5月19日 カテゴリ:医院情報, 衛生管理・感染対策